現在タイの南部に「日本語パートナーズ」として日本語のアシスタントで派遣されている筆者なのですが、タイでの生活で嬉しい事の一つにフルーツの豊富さがあります。
日本では高級な果物や見たこともないものなどもお値打ちに購入できるので、日本にいた時よりもかなりフルーツを食べています。
冷蔵庫には、毎日フルーツしか入っていないくらい(笑)
そんな筆者のタイ在住中に食べたフルーツについて紹介したいと思います。
どこで買う?
こちらは、スーパーのロータスの果物たちです。とてもキレイに陳列されていますね。
ただ筆者の住んでいる場所からこのスーパーはかなり遠いので普段はこのスーパーでは購入できません。
普段は、町中の道沿いにある果物屋さんで購入します。
または、1つのフルーツだけ売っている人から買うこともあります。
その方が、なんかだ安いような気がします。
バナナ
こちらは、バナナ専門店。1バーツ約4円なので、一番右側のものは、一房約40円ですね。
1本の長さが10cmくらいのものから、日本でみかける一般的なものまで、いろいろな種類がタイでは販売されています。
普通に道を歩いているだけで、バナナの木があります。
初めて実っているバナナを見れて大興奮したのが嘘みたいです。
今ではもう日常の光景になりました。(笑)
タイではそのまま食べることも多いですが、焼いたり、揚げたりして食べることも多いです。
こちらは焼いたものです。
4本で10バーツ(約40円)朝ごはんやおやつにぴったりです。
ドリアン
こちらは、ドリアン(โดเรียน)です。
果物の王様!と呼ばれ、とっても美味しいのですが、匂いがキツイことでも有名ですよね。
木に実っているものです。
幹から直接生えてるなんて、すごい植物ですね。
こんな背の高い所になっているものでも、人が登って取るそうです。
すごい!
トゲトゲの皮を包丁で丁寧にカットすると、すごく綺麗なドリアンの果肉が登場しました。
カット仕立ての新鮮なものは、匂いはきつくなく、とっても美味しいので大好きです。
きっとこの大きさなら100バーツ~150バーツ(約400円~600円)かな。
タイのフルーツにしては、高級ですよね。
ドリアンの加工品で、「ドリアンクワン(ทุเรียนกวน )」です。
ドリアンと砂糖を混ぜてじっくりと時間をかけて作るそうです。
とても高級品だそうです。
ドリアン自体が他のフルーツと比べると高いから仕方ありませんね。
マンゴスチン
ドリアンの王様がいるなら、こちらは女王様と呼ばれている「マンゴスチンมังคุด」です。
筆者が滞在している南部では産地らしく、庭の木にマンゴスチンがある家庭も多いようです。
こちらは、たまたま通りかかった方が親切に招待してくださり、「マンゴスチン狩り」を体験しているところです。
1キロたっぷり購入しても、35バーツ(約140円)日本じゃ、1個も買えないかも・・。
コツさえつかめば、皮は手で簡単にむけます。
中には、輝く白色の宝石です!甘くて、柔らかくて、女王様の名前がぴったりです。
ただ・・道端で売られているものは、葉っぱの部分にアリさんが沢山潜んでいるので、購入したら、葉っぱを取り除いてから、保存するようにしています。
こちらは、ナコンシータマラートへ行った時に食べたものです。
完熟になる前のマンゴスチンを加工して作るものだそうです。
こちらは、コリコリした食感で美味しいです。
マンゴー
南国のフルーツで外せないのが「マンゴーมะม่วง」ですね。
こちらは、日本でも見かけるような、黄色のタイプ。
この大きさで50円くらいだったと思います。
小さいサイズだと、5個で100円以内で購入出来たこともあります。
甘くて、とっても美味しいです。
タイでは、もち米と一緒に食べる「カオニャオ・マムアン (ข้าวเหนียวมะม่วง)」のデザートが人気です。
日本人からすると、もち米とフルーツ???ってビックリする組み合わせですが、これが、本当に美味しくて、
ココナッツをかけて一緒に食べると、最高すぎて、幸せ気分最高潮になります。
ちなみに、このパックで40バーツ(約160円)毎日でも食べたい美味しさです。
こちらは、日本でみる黄色よりも黄緑色に近い色のマンゴーです。
筆者は、これが大好きです。
甘いマンゴーは、半分で満足するのですが、この黄緑色のマンゴーは、食べ始めたら止まらないです。
甘すぎず、酸っぱくなくて、ずーと食べ続けてしまう美味しさです。
この種類の緑色のマンゴーもとても美味しいです。
タイ人の人たちは、もっと酸っぱいマンゴーに、砂糖・塩・唐辛子を混ぜた粉をつけながら食べるのが人気で、学校の売店や屋台などでも小袋に入れて一緒に売られています。
ぼけぼけですが・・・これは、どろどろした液体の中に、鰹節のようなエビのような魚介類のなにかが入っていて、ちょっと辛くて甘くて、青マンゴーにぴったりのつけたれです。
こちらは、マンゴーの加工品の「マンゴークワン(มะม่วงกวน)」です。
ドリアンのクワンと同じく、砂糖と混ぜて作る食べ物で保存食みたいな感じなのかなーと思いました。
もちもち食感が美味しいです。
ランブータン
こちらは、日本ではなかなか見かけない「ランブータン(เงาะ)」です。
真っ黒クロスケの赤色バージョンのモジャモジャしたフルーツです。
こちらも、1キロ40バーツ(約160円)くらいかな。
このように束にされて枝付きで売られています。
爪で切り込みを入れると簡単に手で下のように皮を取り除くことができます。
種と果肉の間に薄皮があって、それを上手に食べるのが難しいですが、食感はライチのようで、でももっと甘い感じの大好きな果物です。
ドラゴンフルーツ
こちらは、「ドラゴンフルーツ(แก้วมังกร)」です。
ドラゴンフルーツはサボテンの実???なのかな?
鳥などに食べられないようにしているのか、袋が被された状態のものを
散歩中に見つけました。
右側と左側の違いがわかりますか?
金額も違うのですが、
左側:中身は赤色
右側:中身白色
中身が白色の方が、先が緑色で尖っています。
中身はこんなに違います。赤色は、白色よりも甘い気がします。
ただ、切る時に、赤色が服などに付くと大変。
筆者は、カットも簡単で、味もさっぱりしている、白色の方が好きです。
1個10バーツ(約40円)くらいで旬の時期には購入できます。
ローズアップル
親切なタイ人の方が、庭になっているのを見せてくれました。まだ白色ですね。
ローズアップルは、タイ語で 「チョンプーชมพู่」ピンク色という意味があります。
こんなに赤色になります。筆者には、鼻の形に見えるので、タイ語を覚えるまでは、別名「鼻」で呼んでいました。
シャキシャキした水分たっぷりの梨のような果物で甘すぎず大好きです。
ロンコン
この状態を見た時は、びっくり!小さなじゃがいもが木に生っている!
ロンコン(ลองกอง)という、果物です。
塊の状態でくっついています。
1キロ50バーツ(約200円)
やっぱり、小さなじゃがいもにしかみえません。(笑)
上の部分を押すと簡単に皮がむけます。
中にはみかんのように、分かれています。種もあるものもあります。
味は、酸っぱくないグレープフルーツのような、さっぱりとした味で食べだしたら、ずっと食べてしまう美味しさです。
ロンガン(リュウガン)
こちらは、ロンガン(リュウガン)というフルーツで、タイ語では「ラムヤイ(ลำไย)」です。
上のロンコンと似ていますが、枝についた状態で売られています。
卓球ボールよりも小さくて、きんかんみたいな大きさです。
大きさは、ロンコンも同じくらいです。
この1束で40バーツ(約160円)でした。
枝が邪魔なので、筆者は、取り外して保存しています。
ランブータンと同じで、爪で切り込みを入れると、簡単に皮が向けます。
真ん中には黒色の大きな種があります。ライチよりも甘くて、ランブータンよりも、種が簡単に取れて食べやすいです。日本語では龍眼、種が目のようですもんね。
「ロンガン」と「ロンコン」とても似ています。
中身は、全く違って、
右側のロンガンは、甘く、左側のロンコンは、さっぱりとした味です。
筆者は、どちらも大好きですが、選ぶなら、ロンコンの方が好きです。
グアバ
こちらは、筆者が好きなグアバです。タイ語は「ファラン(ฝรั่ง )」です。
1個15バーツ(約60円)です。
りんごくらいの大きさですね。
食べ方もりんごのように、カットします。ただ、皮もそのまま食べます。
筆者は、そのまま食べるのが好きですが、タイ人の人たちは、青マンゴーと同じように、唐辛子入りの粉をつけて食べるのが好きですね。
ポメロ
日本のザボンなのかな?筆者は、フィリピンで最初に食べて、大好きになった柑橘類です。
この大きさわかりますか?ボーリングの玉くらい大きいのが特徴です。
タイ語は「ソムオー(ส้มโอ )」
こちらは、中身が白色ですが、ピンク色もあります。
グレープフルーツのように、酸っぱくも苦くもなく、オレンジのように甘すぎず、大好きです。ただ皮をむくのはとても大変です。よくパックに向かれた状態で売られています。
みかんの仲間?
みかんよりも小粒で、オレンジと同じ色をしています。皮と実がくっついているので、剥きにくいですが、味は濃厚なオレンジのようで美味しいです。
1キロ70バーツ(約280円)です。
こちらは、見た目は日本のみかんみたいな感じ。
でも正直あまり美味しくはありませんでした。1キロ100バーツ(約400円)もしました。
パイナップル
日本のパイナップルよりもかなり小さいですよね。タイ語は「サッパロット(สับปะรด)」です。もちろん、日本で売られているサイズのものもありますが、筆者はこの小さいサイズが大好きです。パイナップルのピリピリするのが苦手なのですが、これは全く!舌にも優しい美味しさです。キレイに剥かれたこの状態のものが6個入りで50バーツ(約200円)
スイカ
もちろんタイにもスイカはありますが、日本のようにまん丸の球体ではなく、楕円形の長細いスイカです。黄色はまだ見かけていません。
タイ語では、「テンモー(แตงโม)」 筆者はスイカをそのまま食べるのも好きですが、スイカスムージが大好きです。20バーツ~30バーツ(約80円~120円)でとても美味しいスイカジューズが飲めます。
タリンプリン
こちらは、きっと日本にはないフルーツだと思います。タイ語の名前は、「タリンプリン (ตะลิงปลิง)」です。
タイ人の先生にフルーツの中で一番酸っぱいよ。って教えてもらって食べました。
きゅうりをかなり小さくしたような、形をしています。
本当に酸っぱいです。レモンを食べているみたいです。
ナツメヤシ(デーツ)
筆者は、フレッシュな状態のナツメヤシ(デーツ)を初めてみました。タイ語の名前は「インタパラム (อินทผลัม)」です。枝に付いた状態で売られています。結構高めで、1キロ180バーツ(約720円)です。
感想したデーツしかみたことがないので、これがナツメヤシにはみえません。
皮ごとそのまま食べます。中に種があるので注意が必要ですね。
とても歯ごたえが良くて、甘いです。疲れている時に、食べたい果物ですね。
サポジラ
こちらも日本では見たことがありませんが、タイ語では「ラムット(ละมุด)」というフルーツです。
見た目は、キウイフルーツを長くしたような感じ。
でも味は、柿をもっと甘くしたような味でした。
サラ
こちらもタイで始めてみました。名前は「サラ(สละ)」です。
動物の皮膚かなーと思うくらいですよね。このトゲトゲが本当に痛いです。
パック入りでは、皮が剥かれた状態で売っているので、そっちを購入する方が安全です。(笑)甘酸っぱいくて美味しいです。
桑の実
こちらは、タイ人の先生の庭で採れたものらしいです。
タイにも桑の実があるんですね。筆者は子供の頃、この実を山へ行って獲って食べるのが好きだったのでとても懐かしくなりました。
ナツメ
こちらは「プッサー(พุทรา)」です。
たぶんこれだけで、500gかな。170バーツ(約680円)もしました。
騙された???でも、ナツメヤシも結構したから、同じ感じなのかな???
姫りんごのサイズ感です。
真ん中に硬い種がありました。食感はりんごみたいです。でも甘い気がします。生ナツメヤシ(デーツ)のような感じで、ほんのり甘くて美味しいです。
まとめ
たくさんタイで食べた果物をご紹介しましたが、その中でも筆者が何度もリピ買いしていたのが、下のフルーツたちです。ただ、フルーツには旬があるので、旬がすぎるとなかなか食べられないのが残念ではありますが、日本よりも色々な種類があり、本当に安くて美味しいので、タイでの生活がとっても楽しいです。やっぱり美味しいものをいっぱい食べる事ができるっていいですよね。