タイで日本語講師をしている、とも先生です。
今回は、お祭りで見つけた、タイのお菓子をご紹介します。
その名前は、「カオラム(カーオ ラーム)khâaw lǎam」です。
タイ語では、ข้าวหลามと書きます。
ข้าวは、ご飯、หลามは、竹に入れて蒸す。
と言う意味で、そのままの名前のお菓子ですね。
どこで売ってる?
普段は町の中で見かけることはあまりないのですが、ちょうど10日間ほどのお祭りのようなイベントを行っている場所でみつけました。
竹の筒がきれいに並べられていて、その下には、炭火が付いていて、竹筒のまま焼かれています。
ただでさえ暑いタイなのに、この周りはもっと暑くなっていました。
筒の中を覗き込むと、飯ごうでご飯を炊いている時のように、グツグツ、ブクブクととても美味しそうに作られている最中でした。
道具を使って焼くのではなく、竹を入れ物にして作っている事が、一番興味深かったです。
奥では、もち米に豆を入れて準備しているのかなーと思われる作業をしていました。
最初は、食べ物だとは思わずに、通り過ぎてしまったほどです。
欧米人の方も、不思議そうに覗き込んでいました。
その方たちは、購入することはなく、見て去っていきました。
実は、私も始めは、去っていった仲間です。(笑)
だって、見た目がこれです。↓
焼かれたものは、熱々の状態から、温かい状態にまで冷まされて、かごの中に入っていました。
初めて購入するには、やっぱりハードルが高い見た目ですよね?(笑)
でも、なんでも挑戦したい筆者です。
とりあえず、一番小さいサイズのものを購入してみました。
1本30バーツ(約120円)です。
どうやって食べる?
お店の方が、ハンマーのような道具で竹を割って、渡してくれました。
これ自分では割れないと思うので、もし割ってくれなかったら、困っていたただろうなーと後になって思いました。
恐る恐る、竹筒を開けてみると・・・・。
お米が・・そして、黒い物体・・・。
フォークで少し食べてみると・・・
やばい!美味しすぎる!
通り過ぎた自分を怒りたい!
竹筒に入っているので、薄皮なのかな?
でもそんなことは、全く気にならないです。
お米は、もち米で、ココナッツの味付けでほんのり甘くて、もっちもち。
そして、黒い物体は、豆でした。
これは、良い意味で期待を裏切ってくれた美味しさです。
毎日食べたい!
お祭りが終わってしまう前に、また買いに行ったほどです。
そして、こちらは、再度購入した、
40バーツのものです。
前回の30バーツのものよりも、太いです。
きっと量が違って金額も違ったのかなーと思って中を開けてみると・・・
あれ、前回は、白色だったけど、今回は、赤黒い感じです。
豆の種類が違うのかな?
よくわからなかったのですが、確実なのは、やっぱり美味しい!です。
まとめ
タイのお菓子【カオラム(カーオ ラーム)ข้าวหลาม】をご紹介しました。
竹の中に入った、ココナッツ味のもち米のお菓子は、作り方も興味深く、味は最高に美味しいお気に入りのお菓子になりました。
もし見かけた方は、騙されたと思って一度試してみてください。
もち米とココナッツ、豆が好きな方はきっと大好きになってくれると思います。