タイの中高一貫校で日本語を教えている筆者ですが、お昼ごはんは、学生と同じように、食堂で食べています。
今回は、タイの学校の食堂がどんな感じなのかご紹介します。
食堂の様子
食堂は屋根はついているのですが、壁がないく吹き抜けになっているの、外からのお客さんはたくさんいます。つまり・・・ハエとか鳩とかその他の鳥や犬などの動物も・・・(笑)
休日に撮影した様子がこちらです。4~6人くらい座れる机と椅子がセットになったものが、ぎっしりと並べられています。
いつも食事時間は、多くの学生で大混雑しています。
この場所には、エアコンはなく、扇風機が設置されているだけです。
(外からのお客さん:犬さまはぐっすり眠っていますね)
ご飯ものだけでなく、かき氷や甘いパン、ミニパンケーキ、カットフルーツ、ドリンク系なども販売されています。全部で30店舗くらいあるかなーと思います。
ピンボケしていますが・・・こちらは併設されている職員専用の部屋です。学生は使用することができません。こちらの部屋は、エアコンが設置されていて、ドアもあるので涼しくて快適です。
どんな物が食べられる?
こちらは、ご飯の上にぶっかけて食べるタイプのおかず屋さん。
基本的には、好きな2種類を選んでご飯の上にかけてもらう感じです。
ナスとカリカリ豚肉。
日本のナスをピリ辛に味付けした感じで好きです。
細切りの豚肉の甘い味付けのものと辛い味付けのひき肉。
おつまみの味付けスルメイカみたいで、噛めば噛むほど味がして美味しいです。
こちらは、ソーセージとラーメン炒め入り。日本で言う、チャーハン&焼きそばみたいな???
ご飯は、普通のお米ともち米の2種類あります。
そして、麺料理も種類がいっぱいです。
日本のそうめんくらいの細さの麺です。ラーメンのような味付けで美味しいです。スープを飲み干してしまうくらいです。
トッピングの豚肉やワンタン、ルクチン(つみれみたいなの)も大好きです。
こちらは、麺が緑色です。日本のラーメンのように黄色の麺もあります。麺自体には、色だけで味はありません。
ちなみに、四角い形のものは、血を固めたゼリーのようなもの。見た目と違って、味がありません。嫌いでもないけど・・好きでもないかな。でも普通に食べられます。
こちらは、クルンと丸まった麺?ワンタンの皮を丸めた感じの見た目です。もちもちで美味しいです。
カノムジンンと言って、日本のそうめんみたいな麺にカレーのようなスープをかけて頂きます。野菜は、自分で好きなだけトッピングできます。
串物もあります。1本10バーツくらいなので約40円
そして、カットフルーツはこんな感じです。
お皿に乗っているのを購入します。
持ち帰りたい時は、袋に入れてくれます。「つけダレ」ももちろんくれます。タイ人の方は、フルーツに「つけダレ」を付けて食べるのが好きですね。
こちらは、フルーツサラダのようなもの、日本とは違った食べ方も面白いです。
もちろん甘いデザートもあります。一番人気は「カノム東京」という名前のミニクレープみたいなもの。
手のひらサイズの小ささで1個5バーツ(20円)です。甘くて美味しいです。
こちらは、ミニパンケーキ。卓球ボールくらいの大きさです。作るのが面倒くさいなーと筆者なら思ってしまいます。(笑)
まだまだ紹介できていない食べ物もあります。
串焼きや、ハンバーガー、パスタなのも販売されています。でも、筆者はまだまだタイ料理を食べたいので、挑戦するのは後日になりそうです。(笑)
最新の支払いシステム
こちらは、現金をカードにチャージする場所です。
タイへ来て、すごくびっくりしたことの1つに現金をほとんど使わないということです。バンコクのデパートの中にあるフードコートで使用するカードのように、学生は個人のカードを持っていて、そのカードにチャージして支払います。現金のやり取りがないのでとても衛生的で早くて便利です。
ちなみに、道端にある屋台や小さなお店でもスマホでQRコードを読み取って支払いができるので、こちらへ来てからは、現金を使う機会がかなり減りました。日本よりもはるかに進んでいてびっくりです。
併設されている売店
食堂と同じ建物内に売店も併設されています。
個包装されたお菓子が販売されていて、日本の駄菓子屋さん感覚です。
大きな箱入ではなく、食べきりサイズのものが売られているのが他のお店と違って、学校の売店って感じがします。
タイの学生や先生は、時間があると、このようなお菓子を食べています。
5バーツ(20円)くらいのお菓子が多く販売されています。
手作りお菓子系もあります。
こちらは、サンドイッチと肉まん。
ドリンクも充実しています。
それに、暑いタイなので、アイスもしっかりとありますよ。
タイの学校では、トイレにトイレットペーパーが置かれていないので、自分で持ち歩く必要があります。といことで、ちゃんと売っています。
そう考えると、日本のトイレは当たり前にトイレットペーパーがあるのですごいですよね。
さすが、学校の売店。文房具も必要最低限のものは購入できます。
ペンが5バーツ(20円)修正テープ25バーツ(100円)。日本の製品や輸入されたものは高いです。
まとめ
今回は、タイの公立の中高一貫校の食堂がどんな感じなのかご紹介しました。一般的なお店で食べると、40バーツ~50バーツ(160円~200円)くらいなので、1食25バーツ(100円)はとても安いです。毎日のランチ代が100円って家計には大助かりですよね。
ちなみに、全部のお店ではありませんが、朝もやっているので、早く学校に来て、食堂でご飯を食べてから授業を受ける学生も多くいます。通学路にも朝食になりそうなものを売っているので、そこで買って学校に持ってきて食べる学生や先生も多いです。タイは、家にキッチンがないアパートも多いので、家で食べてから来る日本の学生とは違うんですね。
タイの学食、食事文化興味深いですよね。