【タイ】ナコンシータマラート!タイのコインに描かれているお寺を見に行ってきた!

タイ生活

現在タイの南部の県、チュンポーン(チュムポーン)で日本語のアシスタントをしている筆者ですが、今回は、連休休みに一泊二日の旅に行ってきたので紹介します。

今回の目的は「ナコンシータマラート」

あまり日本人には馴染みのない地名ですが、筆者は日本に居るときから、行ってみたい所のひとつでした。

それは、コインに描かれている建物を実際に見ていみたい!から。

10バーツ:ワット・アルン
5バーツ:ワット・ベンチャマボピット
2バーツ:ワット・サケット
1バーツ:ワット・プラケオ
50サタン:ワット・プラタート・ドイ・ステープ
25サタン:ワット・プラマハタート・ウォラマハー・ウィハーン

こちらが、25サタン硬貨の「ワット・プラマハタート・ウォラマハー・ウィハーン」の描かれているものです。

ここ行くことができたので、筆者がまだ行ったことのない所は、5バーツの「ワット・ベンチャマボピット」のみになりました。

早く行きたいなーー。

それではこの25サタン硬貨の「ワット・プラマハタート・ウォラマハー・ウィハーン」も含めた「ナコンシータマラート」旅のはじまりです。

一日目

移動手段:行き

チュンポーンから、ナコンシータマラートまでは、国鉄の電車を利用していきました。

2日前に駅で予約購入をしてきました。

一番安い席:3等席のエアコン無しの扇風機付き、4人がけ席です。

金額:213バーツ(約852円)

出発時間:AM5:53
到着時間:PM12:05

約6時間の電車旅です。

国鉄のタイムスケジュールは、ネットで見ることができます。

Train Tracking System - ระบบรายงานติดตามขบวนรถ

なんと。。。

5:53出発の予定が、6:41に すでに遅れていました。
(これもタイあるあるw)

この電車が遅延したので、到着ホームも変更になって、乗客は大移動しました。

タイ語の放送がわからないので、そんな時は、色々な人に聞きまくる。

筆者の乏しいタイ語能力をフル活用して、なんとか無事電車に乗れました。

事前に色々と聞いておいた駅員さんが、気にかけてくれて、わざわざ案内をしてくれました。タイの方は本当に優しいです。

英語が通じないのは、とても難しいw.

こちらが、筆者が乗った3等席。

右側が狭くて、普通の1.5人席分じゃない?って思ったほど。

もしかしたら、左側は、3人座って、6人席なのかな?

筆者の予約席は、右側だったので、結構狭かったかなーー。

ただ隣が小柄な女の子だったから良かったけど、大柄の男性だったら、厳しいね。

こちらは、電車内を散歩中に見つけた、良い席。

1等席なのかな?

1人ずつ座れるようになっていてリクライニングもできそうな感じでした。

でもエアコンはなしで、こちらも窓全開でした。

食堂車もありました。いつかは、食事もしてみたいかも・・。

こちらがトイレ。

珍しくトイレットペーパーがありました。

でもゴミ箱はない。どこに捨てる???
(タイのトイレは基本はトイレットペーパーは流せません)

車窓からの風景。

このぼーと眺める時間がとっても好き。

途中の乗り換え駅(ジャンクション)では、いつの時代のもの?

ってくらいの電車もありました。

まだ使ってるのかな???

日本と違ってとっても面白いのが、車内販売です。

こちらは、ポット抱えたおばちゃんが、インスタントコーヒーを売っています。

お弁当と、お菓子売りのおばちゃん。

こちらは、アイス。(たぶん)

こちらは、唐揚げ。

(写真ブレブレごめんなさい)

6時間は、長い時間だけど、

楽しい風景と異国情緒を味わっていると結構あっという間に過ぎます。

チケットの予定は、12:05到着でしたが、

約1時間遅れで、無事念願のナコンシータマラートに到着しました。

こちらは、最終駅なので乗り過ごす心配がなくて良いです。

ただ、市内にあるこのナコンシータマラート駅に直通で行く電車が1本しかなく、不便でした。

途中のジャンクションまでのは、数本あるのにな・・・。

きっとみんなもっと人気な南部に行くからかな???

ランチ:カノムジーン

ナコンシータマラートに到着して、食べたランチがこちら。

ナコンシータマラートは、日本のそうめんみたいな麺の上に、カレーのようなスープや野菜をのせて食べる「カノムジーン」が有名みたいです。

ร้านขนมจีนแม่ยายเส้นสดน้ำแกงปูม้า

スープカレーのようなものを5種類注文しました。

これをそうめんみたいな麺にかけて食べます。

こちらは、山盛りの野菜たち。

酢漬けになったものがとっても美味しいです。

この野菜たちも、麺の上にかけて食べます。

カニ入りカレー、ドリンクとゆで卵、小エビのかき揚げみたいなのも注文して、2人前で330バーツ(1,320円)だった記憶(たぶん)

ワット・プラマハタート・ウォラマハー・ウィハーン

いよいよ、念願の場所へ・・・。

近くなるにつれて、大きな観光バスを見かけるようになりました。

やっぱり有名な所なのかなーと・・・。でも外国人の観光客ではなく、タイ人の観光客みたいです。

それほど、外国人にはまだ知られていない場所なのかもしれませんね。

「ワット・プラマハタート・ウォラマハー・ウィハーン」は、タイ南部ナコーンシータマラート県の仏教寺院。

本堂と仏塔は、仏舎利を納めるために311年に建立された、歴史ある由緒正しき寺院です。

高さ78メートルの白亜の仏塔は173もの小さな仏塔に囲まれて佇んでいます。
※https://www.thailandtravel.or.jp/wat-phra-mahathat-woromaha-vihan/より引用

園内に入ると、いきなり巨大な塔?たぶん・・・チェディー(仏塔)が・・・。手前の人間と比べてみるとその大きさがわかるかな???

これは、、、、以前ワットポーへ行った時にやりたかったけど、行列ができていた諦めたやつ(のはず)ワットポーでは、108個にコインを入れると煩悩を捨て去ることができるとされていました。きっとここでも、そのはず・・と信じてやってみました。

金額を尋ねると「タンブン」だと教えてもらいました。タイ語で「善行を行う・徳を積むという意味です。つまり、金額は自分次第。日本で言う、寄付やお賽銭みたいな感じかな。他の方たちが、20バーツ(80円)を入れていたので、真似してみました。

受け取った入れ物には、25サタン硬貨のお寺なためか、25サタンが入っていました。(違う国の硬貨も入っていたのは、内緒w)

写真ではなかなか大きさが伝わらないですね。

数年前に白色に塗られたそうですが、ちょっと黒ぽくなってきていますね。

それでも、夜にライトアップされると、やっぱりきれいに見えました。

夜は中には入れないので、昼間に中に入り、夜は夜でライトアップされたものを見に来るといいのかなーと思いました。

ちなみに、「ワット・プラマハタート・ウォラマハー・ウィハーン」の目の前におしゃれなカフェがあります。

アイスラテ90バーツ(360円)タイって何故かホットよりもアイスの方が高かったり、ご飯よりもコーヒーのほうが高かったりする。(汗)

とっても雰囲気の良いお店で、トイレもとってもキレイで、美味しいコーヒーでした。

店名は「KOPI」、きっとナコンシータマラートで一番有名じゃないかなーって思う、朝ごはん屋さんの支店?です。朝ごはんは2日目に行きました。

夕食

夕食に訪れたのは「チャーオルア」という名前のタイ料理レストランです。

とってもおしゃれ、森の中にあるような雰囲気の良いレストランでした。

お祝いごとや、お客さんが来た時に行くような特別なレストランのようでした。

この日は、母の日ということもあり、家族で食事をしている人たちも多くいました。

花火もちょうど見れてラッキーでした。

ごちそうになったのは、魚のフライ、マンゴーのサラダ。魚にかけて食べると美味しいと教えてもらいました。

中央下にあるのが、南部のまめ「サトー豆」が入った料理です。

玉ねぎやエビが甘辛く味付けされていて、お子様でも大好きな味付けでした。

ちなみに、「サトー豆」ってこんな感じでとっても大きな豆です。

町中で見かけた、トラックに引っ掛けられているもの。迫力満点。

こちらは筆者が大好きな「バイリアンパッカイ(ใบเหลี้ยงผัดไข่)」です。

このバイリアンという葉っぱは、筆者が滞在している、チュンポーンが原産の葉っぱのようで、学食でも食べることができます。

卵と炒めた優しい味付けで、毎日でも食べたい美味しさです。

葉っぱ自体はくせがないので、万人受けする野菜だと思います。

タイあるあるなのですが、レストランの中にも売り子さんがやってきます。

こちらが売り子さんから購入したもの。(払ったのは、ご主人さまだけど・・w)初めてみました。

これは、マンゴスチンが完熟になる前に収穫して、味付けして、食べれるようにしたもの(のはず)です。熟したマンゴスチンとは違って、コリコリしていて美味しかったです。

でも手間がかかっているのか、4本で100バーツ(400円)と生のマンゴスチンよりも高価でした。(きっと生だと同じ量で100円くらいです)

チュンポーンでは見かけたことがなかったので、ナコンシータマラートで食べることができて嬉しかったです。

 

夕食後、ドライブで町中を案内してくれました。「旧市街・城壁」もライトアップされていました。

こちらは「City Pillar Shrine」です。夜だったので中には入れませんでしたが、白色の建物がとてもキレイでした。

そして、ナコンシータマラートの人たちの中で流行っているものを教えてもらいました。それは、夜のお茶タイムです。

訪れたのはこちらの「ร้านน้ำชานายช่าง」。

夜なのに、人が多くてびっくりしました。

タイで人気の「チャータイ」です。

オレンジ色のミルクティーとチャイをたしたようなドリンクです。

温かい、ジャスミン茶か何か(味がわからない)も提供されました。

多くの人が、お茶と一緒に「ロティ」日本で言うクレープみたいなものと一緒に優雅な時間を過ごしていました。

こちらは、ノーマルタイプ。

練乳と砂糖をかけていただきます。

バナナ入りもとても美味しかったです。

宿

今回宿泊した宿は「スパチャイ インSUPACHAI  INN」です。

アゴダで予約して、手数料なども含め451バーツでした。

看板にも450バーツと書かれていますね。

事前にネットで予約してもほぼ一緒だったってことですね。

筆者が宿泊したのは、母の日もある3連休の土曜日だったので、事前に予約しておいて安心でした。

部屋に入ると、なんと・・もうエアコンが付いていて涼しかったです。

カードキーではなく、厚紙みたいなものが入っていました。

優しい気配りですね。

今回は、一人で宿泊なので、大きめベットを1つというリクエストを出しておきました。

しっかり叶えてくれました。

横に寝てて十分な大きさです。

ドライヤーもあります。これ、とっても重要!

テレビもありました。見ていません。

冷蔵庫も十分な大きさのものがありました。

水は2本無料でいただけました。

トイレとシャワー室です。しっかりとお湯も出て、可動式のシャワーで使いやすかったです。

備え付けのシャンプーなど・・

トイレットペーパーは、かなり大きなロール状のものがありました。

こちらは、フロント前です。お菓子、アイスクリーム、カップヌードル、カップ入りおかゆなど充実していますね。

ドリンク類もアルコールもおいてありました。

そこまで広くはありませんが、食べるスペースもあります。

こちらは、朝食時の写真です。簡単な食事が無料提供されていました。

筆者は、朝食屋さんで有名なお店に連れて行ってもらったので、今回は、ホテルでは食べませんでした。

2日目

朝食屋さん

1日目にカフェで訪れた「コーピー」の本店です。

びっくりするくらいの人の多さでした。

店内はとても広いのですが、それでもどこから集まってきたのかな?って思うほどの人気ぶりでした。

メニューもドリンクから食事系、点心系、おやつ系など多くのものがありました。

今回は、オリジナルのコーヒーにしてみました。

確か25バーツ(約100円)濃厚でとっても美味しかったです。

1942年創業のお店なのでしょうか?

昔は、タイにはコーヒー文化はなかったそうです。

このお店が初めてなのかな。

ナコンシータマラートには、多くの支店があるみたいです。

そしておすすめ商品の「バクテー」肉骨茶です。

下には、ほろほろの箸でも簡単にさけるお肉がたっぷり入っていました。

確か200バーツ(約800円)

見た目と違って、くどくなく、黒胡椒の効いたとても美味しいスープです。

ご飯にかけていただいたのですが、朝から食欲そそられる美味しさでした。

デザートにはパートンコーもいただきました。

どれもとても美味しくて人気なわけだなーーと納得!

キリウォン村

「タイで一番空気が綺麗な村」として人気の場所に連れてきてもらいました。

実はここ、以前ユーチューブで見ていて、行ってみたいなーと思っていた場所でした。ほんと感謝です。

車を降りると「タイで一番空気が綺麗な村」って名前にぴったりな場所でした。

田舎育ちな筆者はふるさとを思い出す風景に大感激!

緑が沢山の山と清流。大好きな風景です。この写真だけだと、まるで日本の田舎のキャンプ場ですよね。

この川には多くの魚がいました。獲ってはだめらしく、すごい量の魚たちにびっくり。そしてこの透き通っているきれいな水にもびっくりです。

タイの川といえば、バンコクのチャオプラヤー川をイメージする筆者は、タイにもこんなに綺麗な川があることが嬉しくて仕方ありませんでした。

川のすぐ横には、きっとパパイヤの木。

こちらは、大好きなドリアンの木。

初めてドリアンの木を見たので、これまた大興奮!

あまりに大はしゃぎしていたので、ご主人様が自分のフルーツ園をみせてくださいました。

ドリアンって、木の幹からいきなりなってて面白い!

こんな間近で見ることができて貴重な経験でした。ほんと感謝!

ランチ

お昼ごはんに連れてきてもらったのは「A&A cafe and restaurant」です。

日本にあるような近代的なレストランって、タイに来てから初めてかも・・・。って思ったほどです。

タイの飲食店は、基本的に壁がない。

外からの風が入って気持ちがいいのですが、虫さんたちもご自由に!ってところが多いです。

このレストランは、壁があり、エアコンが効いていて、まるで日本でした。

注文したのは「ラートナー」です。

もちもちの太麺にあんかけがかかっている感じの麺料理です。

確か85バーツ(約340円)

チキンサラダ 180バーツ(720円)チキンと言うより、魚???ってくらい柔らかくてびっくり!

まわりの緑色ものもは、レモン系の葉っぱを素揚げしたものみたいです。

一緒に食べるととても美味しかったです。

こちらがその葉っぱ。フルーツ園で見せてくれました。

よくみると、この葉っぱ、2枚が繋がっています。

こんな植物も初めてみたので興味津々な筆者でした。

ちなみに、この葉っぱ、レモンのような柑橘系の匂いがして、お風呂に入れたい気分になりました。

移動手段:帰り

楽しい旅も、帰らなくては行けない時間になってしまいました。

帰りも行きと同じく電車です。

ナコンシータマラートに到着したときに駅で購入しました。

金額は、行きと同じ213バーツ(約852円)でした。

帰りは、バンでの帰宅も考えたのですが、早朝出発しかなく、途中のスラータニーで乗り換えが必要だったので、今日中に帰りたい筆者には電車一択でした。

15:20 ナコンシータマラート出発
21:15 チュンポーン到着

始発駅がナコンシータマラートなので、今回は出発時間の遅延は大丈夫でした。

21:40頃チュンポーン駅に到着。

予定よりは30分くらい遅れましたが、無事帰って来れました。

電車では、一人旅でしたが、同じ席に座った女性や反対側に座っていたおじさん、おばさんとおしゃべりしながら楽しい時間を過ごせました。

ちなみに、会話はタイ語だけなので、ほとんど理解できていませんが・・・(笑)あと・・Google翻訳先生も少し・・・。

まとめ

今回は、【タイ】の南部にあるナコンシータマラートへ1泊2日で行った旅を紹介しました。

タイのコインに描かれているお寺「ワット・プラマハタート・ウォラマハー・ウィハーン」を見たくての旅でしたが、大満足の旅となりました。

日本人にはまだまだ知られていないナコンシータマラートですが、ぜひ行ってみてください。

現地ではお友達のご家族に色々な観光スポットや美味しいお店へ連れて行ってもらい、充実過ぎた2日間でした。

初めて見るもの、食べるものがたくさんでとっても幸せな時間でした。

色々なことも教えてもらいとても勉強になりました。

そして、素敵なご家族との時間、まさに「一期一会」を大切にされている方たちとの時間は決して忘れないでしょう。

職場、自宅にまで招待していただき本当にありがとございました。

この場で、お礼(笑)

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